6・1国際児童の日の前に、子供のおもちゃは輸出のシーズンを迎えた。東莞興信プラスチック製品有限公司の全自動化生産現場では、生産設備が全開され、運転速度が加速されて、綺麗でかわいいプラスチック製おもちゃが、次々と生産ラインを下りている。間もなく、黄埔税関に所属する鳳崗税関の監督管理の下、海外へ輸出される。
「今年に入り、世界のおもちゃ業界は在庫処分が終わりに近づき、市場ニーズが回復し続き、おもちゃ輸出が一段と盛り上がっている。今年の1-4月、私たちの会社が輸出したプラスチックおもちゃの貨物価額は前年同期比6%ぐらい増加しました。」と東莞興信プラスチック製品有限公司の通関業務責任者の黄海涛氏は言った。
おもちゃの製造は東莞の重点特色産業の一つである。話によると、東莞のおもちゃ産業はOEM委託加工から始まり、生産量はピーク時にはグローバル生産量の30%を占めた。現在では4000社以上のおもちゃ生産企業、1500社近くのサプライヤチェン上下流関連企業があり、アートトイー産業の育成に厚い土壌を提供している。近年、多くのおもちゃ企業が利益率が従来の玩具をはるかに上回るアートトイー業界に参入している。2023年、東莞おもちゃ製造業の一定規模を有する工業企業は288社で、生産高は262.17億元で、そのうち、アートトイーの生産高は200億元に近い。世界のアニメ派生商品の1/4、中国の85%近くが広東省東莞市で生産された。アートトイーIPが集まることにより、品番に世界ステージに上がったことで、2023年に東莞は「中国アートトイーの都市」という称号を得た。
おもちゃの輸出は加工貿易方式が主である。黄埔税関は実情を踏まえ、加工貿易の持続的且つ高品質な発展に関する16条の改革措置を実施し、おもちゃ輸出企業の生産需要に順応し、企業の台当たり消耗管理、「ショートオーバー区間」などの加工貿易改革への参与を誘導し、企業の発展に原動力を注入した。同時に、黄埔税関は海外の技術標準、法律法規、監督管理要求と海外の技術貿易情報に対する収集、研究、分析業務を強化し、海外の技術貿易措置の影響を深く研究し、管轄区域内の企業に完全な品質安全コントロールシステムとトレーサビリティシステムを構築するよう督促する。同税関はさらに政策宣伝説明会や企業との座談会などの形式を通じて、企業に知的財産権保護に関する教育を提供し、企業の知的財産権保護とリスク防止意識を絶えず強化し、おもちゃ製品の安全且つスムーズな「出かける」をサポートする。
統計によると、今年1~4月、黄埔税関は監督管理と通関許可したプラスチック製ぬいぐるみ、おもちゃ車などの商品、貨物価額は31.31億元だった。
「次に、我々は輸出入貿易の便宜化を促進する専門的な行動措置を引き続き細かく徹底し、おもちゃ生産企業の海外ネット通販、海外倉庫等の新業態の開拓に支援し、企業がおもちゃ製品の新しい輸出ルートの開拓を導く。」と鳳崗税関の張文磊副関長は話した。
文字:曹丽娟 写真:東莞日報 資料図編集:张东昌