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東莞多国籍企業インタビュー|飛力達:東莞での発展は最も速くて順調

date:2024-07-26 10:49:39 source:東莞+
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「2015年、飛力達は正式に東莞虎門港総合保税区に進出した。私達はこの都市の革新に対する包容力、効率に対する追求、企業に対する配慮を深く感じた。この9年間、飛力達は東莞で最も速く順調に発展してきた。」と、飛力達国際物流副総裁の楊帆氏は話す。

今年3月、飛力達は総合保税区で東莞飛力達電子部品集散センターの建設に向けて着工式を行った。このプロジェクトは5G、人工知能、ビッグデータ、スマート立体倉庫、マンマシンコラボレーション、ESGなどの新技術、新理念を活用し、多業務形態が融合したスマート化、国際化した電子部品集散センターを建設する。完成後は、飛力達の粤港澳大湾区におけるサプライチェーンサービス基地として、華南地区のエリア運営本部の機能を担う予定である。

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「東莞速度」と「東莞温度」を実感

「私たちは長江デルタで生まれ、大湾区に葉を散らしています。」と楊帆氏は言う。「中国経済が最も発展している2つの地域で順調に発展しているのは、改革開放による政策優遇と先行モデル効果をいち早く享受したおかげである。」

飛力達は1993年に設立された多国籍物流企業で、本社は江蘇省昆山市にある。電子情報知能製造産業、電子部品産業の流通サプライチェーンにサービスする上場企業として、飛力達は長年に渡り電子情報産業に根を下ろし、生産・供給・販売の各分野にサービスし、国内のサプライチェーン分野の有名なブランドである。

2015年、飛力達は東莞虎門港総合保税区に正式に進出した。楊帆氏の記憶によると、2万平方メートルの飛力達全体を東莞に移転した当初、初出荷日の8月1日は、ダブり台風と大雨の中、総合保税区と税関の職員は迅速に対応し、風雨の中、現場に赴き、全力で協力して移転と出荷の順調な進行を確保した。飛力達全員に「東莞速度」と「東莞温度」を深く実感させたという。

「東莞温度」は飛力達進出した当初だけではなく、楊帆氏によると、数年以来、総合保税区はずっと飛力達の依頼に対して非常に重視し、細かい調査を行った上対応を協議しアクションに落としてくれた。税関部門は厳しい監督管理を行うと同時に、行き届いたサービスを提供した。

楊帆氏は、「このような厳格で暖かいサポートは、私たちが初めて東莞に来た時の不慣れで不安だったのを、今の熟知と余裕が持てるように変えさせた。」と話す。東莞の優れた投資環境、効率的な業務プロセス、円滑なコミュニケーション仕組み、快適な人的・文化環境により、飛力達はこの都市の革新に対する包容力、効率に対する追求、企業に対する配慮を深く感じた。

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東莞で建設した電子部品集散センター

過去数年、飛力達は東莞虎門港総合保税区において保税メンテナンス、保税研究開発及び国際アウトソーシング(IC書き込みセンター)等の新業務を含む多くの業務展開を展開しており、総合保税区内での業務推進は良好で、東莞の対外貿易輸出入に貢献している。今年3月、飛力達は総合保税区において東莞飛力達電子部品集散センターの建設を着工した。

このプロジェクトの総投資額は約8億元で、総建築面積は12万平方メートルを超え、三棟の4階建て倉庫と付属オフィスエリアが含まれる。プロジェクト建設完了後、飛力達の粤港澳大湾区におけるサプライチェーンサービス基地として、華南地区のエリア運営本部の機能を担う予定だ。このほか、飛力達はこのプロジェクトを通じて華南地区の交通商、電子部品および国際先進製造業の主要顧客を開拓し、粤港澳大湾区のサプライチェーン基地を建設する計画だ。

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今回のプロジェクトは、飛力達が20年の華南区での業務経験を積み重ねた基礎の上に、東莞市の1兆級の電子情報産業規模および国家レベルでの製造業チェーン補強および「数転智改」政策を推進するという環境の下で立ち上げたものである。飛力達の華南区での競争力をあげるだけでなく、東莞市の産業レベルのグレードアップを推進し、国家レベル、湾区レベルの影響力を持つハイエンド製造と現代サービスの新産業体系を構築する。

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楊帆氏は、「大湾区に、東莞にこの集散センターを建設することを選んだのは、私たちにとってちょうどいい時期だと考えています。」と話す。東莞は香港・マカオに隣接し、中国の製造業の大都市であり、トップである。香港は電子部品のアジア太平洋流通センターであり、その影響力は東莞と良好な相互補完効果を生み出している。楊帆氏は特に、集散センターが位置する東莞虎門港総合保税区は、他に類を見ない独特の立地的優位性を有しており、飛力達を単純な電子部品産業物流サービスから全面的なサプライチェーンサービスへと移行させられたと言った。「飛力達は東莞建設に信任投票を望んでおり、東莞の明日はきっともっと明るいと確信している。」。


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