東莞の多国籍企業交流会に出席したKPMG中国副主席、華南区首席パートナーの李嘉林氏はこのほど、「東莞に初進出した国際会計士事務所となったことは光栄に存じ、これは大湾区の配置を深化させるための重要な措置である。」と語った。
国際4大会計事務所の1つであるKPMGは、東莞の企業投資誘致の参加者でも推進者でもある。3年連続で東莞のグローバル企業誘致パートナーに選ばれており、初の国際会計事務所として東莞に進出した。李嘉林氏は、「東莞は外向き経済の大都市であると同時に、若い都市でもある。KPMG中国は東莞の新産業と未来産業の育成に大いに協力し、そのグローバル化を支援する」と述べた。「今後もKPMG中国は引き続き窓口の役割を担い、東莞の物語をしっかりと語る。」
KPMG中国副主席、華南区首席パートナー李嘉林様
3年連続で東莞のグローバル企業誘致パートナーに選ばれた
製造業が発達した東莞は、現代のハイエンドサービス業の発展の足かせを補うことに力を注いできた。2020年、市投資促進局はKPMGと積極的に交渉を行い、同年11月にKPMGと『KPMG東莞プロジェクト協力枠組み協議』を締結した。2021年5月、東莞の企業誘致大会で、東莞とKPMGはグローバル企業誘致パートナー業務協議を締結し、KPMGを東莞のグローバル企業誘致パートナーとして招聘した。その後、2021年12月には初の国際会計事務所として東莞に進出した。
KPMGは1897年に設立され、世界トップクラスの会計専門サービス機関の一つで、監査、税務、コンサルティングなどのサービスを専門に提供しています。KPMGは国際四大会計事務所の一つでもあり、1992年に中国大陸部で初の中外合作開業を許可された国際会計事務所となりました。
東莞初のグローバル企業誘致パートナーとなって以来、積極的に東莞を対外的に宣伝・紹介し、多方協力プラットフォームの構築に努め、東莞の企業誘致・資本導入を推進してきた。東莞初の国際会計士事務所として、KPMG中国は東莞産業の現状とグレードアップのニーズを踏まえ、東莞経済の質の高い発展を後押しし、東莞経済の発展を自ら経験し、目撃してきた。
例えば、東莞の金融業は戦略的チャンスの時期にあり、KPMG中国は業界の経験の優位性を生かし、コミュニケーションの架け橋を築き、東莞と香港マカオ地区の金融業の相互接続を強化したいと考えている。2023年2月、KPMG中国の紹介の下、東莞市政府は東莞市投資促進局、南城市街道の一行を率い、東亜銀行とコミュニケーションを図り、最終的に更なる戦略的協力の共通認識を得た。
李嘉林氏は、競争の激しい国内外の市場環境に直面して、東莞は先進地域の経験モデルを参考にし、「産融投」の協同面で革新を模索し、東莞の特色ある投資政策をより多く研究・制定し、また莞港の協力を深めることで、高水準の対外開放を継続的に拡大すべきだと述べた。
2021年12月、KPMG中国は初の国際会計士事務所として東莞に進出した
東莞はKPMG中国が大湾区で初めてサービスを提供した地級市である。
李嘉林氏は、「KPMG中国は東莞に初めて進出した国際会計士事務所になったことを光栄に思っています。」と述べた。「我々は東莞企業と密接な交流を維持し、専門サービス機構の最大限の効果を発揮し、東莞経済の発展に原動力を与えている。」と言った。
国際四大会計士事務所の一つであるKPMGは通常、一線都市と省都都市に支社を開設している。東莞はKPMGが粤港澳大湾区で初めて監査、税務、コンサルティングサービスを提供する地級市だ。
KPMGが東莞を選んだのは、東莞地域のハイエンドサービス業がレベルアップしたことを示され、KPMGが東莞の将来に強い自信を持っていることも示している。記者によると、KPMG東莞事務所は2021年設立以来、スタッフ人数が三倍近く増えた。うち過半数が海外や香港から留学して東莞に戻った人だ。
李嘉林氏は、「東莞はここ数年来新型工業化の推進を加速することを通じて、総合実力は絶えず強化し、‘双万の都市’独特な企業誘致‘サイフォン力’を現した。」と話す。東莞が一流のビジネス環境を築くために努力を惜しまず、企業のさらなる発展を後押しし、各種プロジェクトの盛んな発展のために肥沃な土地を提供してきたからこそ、170万戸を超える市場主体を擁することができ、その総数は12年連続で全省の地級市第1位を占め、世界トップ500企業80社以上の投資を誘致できた。
李嘉林氏は、東莞に戻った人が過半数を占めていることから、KPMG東莞は「世界の工場」「双万の都市」という東莞の物語をしっかりと説明し、対外型経済都市として、常住人口の平均年齢が35歳未満という若い姿をアピールする自信を持っていると言った。李氏は、「KPMG中国は東莞の発展に引き続き深く取り組み、東莞の新産業と未来産業の育成に力を入れて協力し、地方企業の革新・変革を推進し、経済効果を高める。また、そのグローバル化のために多方面からの支援を提供し、東莞が超巨大都市の仲間入りを果たす発展の原動力となるよう支援すると示した。