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東莞多国籍企業インタビュー|菜鳥:5年間東莞で物流パークを10ヶ所建設

date:2024-08-06 17:25:47 source:東莞+
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越境ECは東莞の対外貿易にとって格好の名刺であり、国際物流のトップ企業である菜鳥グループは、この名刺を作成した企業の一つである。

「菜鳥は2019年、東莞で初の産業パークの建設に投資した。5年間の発展を経て、東莞で運営している物流パークは10ヶ所を超え、運営面積は約100万平方メートルに達した。」、菜鳥は東莞に進出して以来、東莞対外貿易のハイ質成長に深く関わってきたと菜鳥グループ華南区公共事務部総経理の石大岩氏は話した。

石大岩氏によると、菜鳥は今年東莞で10回以上の国際サプライチェーン産業ベルト育成活動を開催する予定で、菜鳥のグローバルサプライチェーンネットワークを通じて東莞企業がより良く、より速く、より効率的にグローバルに進出できるよう支援したいという。

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「世界5日達」さらに加速

4年間に1度のユーロカップ大会が真っ最中だ。ユーロカップ大会が始まったことで、海外消費者のサッカーなどスポーツ用品の購買熱が高まっている。

「2週間前に送ったサッカーボールはもう売り切れてしまったので、速売通店員さんに補充するように連絡したばかりです。」クロスボーダー倉庫の菜鳥スタッフは記者に、海外消費者の情熱を描き、「世界一のスポーツ」の独特な魅力をアピールした。沙田税関の概算によると、今年のユーロカップ開催期間中、越境ECによるUEFAマークを使用した小包の輸出を約1100万票監督し、商品価値は15.6億元に達する見込みだ。

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海外の消費者と中国製商品の距離を縮めるため、菜鳥は速売通と提携して「ユーロカップ・ライン」を開通し、東莞で欧州専用倉庫を一体化させた。欧州向けの越境商品を専門的に取り扱い、出荷プロセスを簡素化し、「世界5日達」をさらに加速させている。

「ユーロカップ・ライン」は菜鳥と東莞のクロスボーダー電子商取引の双方向進出の縮図の一つにすぎない。菜鳥は2019年、東莞で初の産業パークを建設して、5年の発展を経て、東莞で運営する物流パークは10ヶ所を超え、運営面積は約100万平方メートルに達した。その中には、東莞麻涌鎮に進出したアリババと菜鳥で12億元以上投資した国家スマート物流基幹ネット華南コアプロジェクトも含まれている。このクロスボーダー物流パークは、東莞および大湾区の実体製造業にクロスボーダーサプライチェーンソリューションを提供する。

石大岩氏によると、東莞での菜鳥の業務において、国境を越えた物流が重要な位置を占めている。菜鳥は東莞の各産業地帯に複数の生産地倉庫を建設し、「物流が工場に入る」などのモデルを用いて、各産業ベルトの商品が直接消費者の手に届けられることで、中間環節を省き、物流コストを大幅に削減した。これにより、「国内は24時間で到着し、国際は72時間で到着」という菜鳥の目標を実現した。

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東莞企業とグローバルサプライチェーン資源を共有可能

菜鳥は2013年に設立され、世界的に有名な越境EC物流会社で、業務は国際宅配、国際サプライチェーン、海外現地サービスをカバーしている。菜鳥は世界戦略的位置で重要な物流施設を運営しており、サービス範囲は200以上の国と地域をカバーし、世界最大のデジタル化ネットワークを構築している。2023年、菜鳥の国際宅配の輸送規模は世界一で、中国の越境ECの最も重要なサプライチェーン・サービス会社である。

このような世界トップクラスの物流企業が、なぜ東莞に根付かせて、5年間で10ヶ所の物流園を建設したのか?

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石大岩氏は、東莞は優れた地理的位置と交通条件、豊富な製造業基盤、有力な政策支持、優れたビジネス環境を持っており、これらの優位性は共に東莞の対外貿易経済の発展に堅固な基礎と有力な保障を提供していることを特に強調した。この基礎の上で、菜鳥は高効率の物流ネットワークとサービスシステムの構築を通じて、電子商取引と製造業の発展を支持するとともに、物流業界の技術革新とグリーンで持続可能な発展を推進し、物流時間を大幅に短縮し、東莞商品の国際競争力を高めた。

2019年に菜鳥が進出して以来、菜鳥ネットは東莞の対外貿易経済の発展において複数の役割を果たしてきた。物流ハブの建設、デジタル化転換へのサポート、「莞貨」の国際化の促進、国境を越えた電子商取引サービスの提供などの一連の措置により、東莞がグローバルサプライチェーンにおける地位を確固たるものにした。

石大岩氏は、「東莞の対外貿易のハイ質発展は一朝一夕にできるものではなく、私たち一人一人の知恵と汗が必要。菜鳥サプライチェーンの発展も東莞市政府の強力な支持と政策指導から離れられない。」と述べ、菜鳥グループは今後も東莞でのレイアウトを深化させ、東莞企業とグローバルサプライチェーンの資源を共有し、カスタマイズされた物流ソリューションを提供し、より多くのサプライチェーンイノベーションのルートとモデルを共同で模索し、引き続き東莞の発展に力を尽くし、グローバル物流の新たな一章を創造していくと話した。


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